審美歯科専門外来esthetic
「歯の色が茶色や黄色っぽく感じられて口を開けて話をすることができない」という悩みを抱えている人が年々増えています。私どもは歯並びや歯茎の色の改善、また歯を白くするなど、健康的で美しい口元をつくるお手伝いをいたします。
ホワイトニング
歯の変色は加齢による、あるいはコーヒーやワイン、お茶などの嗜好品による歯の表面の沈着などいろいろあります。
ホワイトニングはエナメル質や象牙質の黄ばみを薬剤で漂白し、自分の歯を削ることなく、本来の歯の色よりも白くする治療法です。
ホワイトニングの種類
ホームホワイトニング
医師の指導を受けながら、薬剤と専用の器具を使って、家に帰って自分で歯を白くする方法です。
自宅で薬剤を入れたマウスピースをはめて歯を漂白します。
時間をかけて白くしていくので歯の透明度も損なわれず、美しく仕上がります。
オフィスホワイトニング
レーザーや可視光線を使って、薬剤を急激に反応させて歯を白くします。
歯茎に直接薬剤が付くとヒリヒリするので、保護用のワセリンを塗ってカバーし、歯の表面に漂白用の薬剤を塗布します。
効果が早いので、早く歯を白くしたい人には向いています。
詰め物・被せ物について
歯の表面だけ削ってセラミックかレジンを貼り付ける方法もあります。
極端に歯が不揃いだったり、隙間が見られたりするケースだと、歯を全体的に削って、その上にすっぽりと被せるクラウンという方法を用います。
セラミックの白い素材の特徴
当院では白い詰め物・被せ物も扱っています。保険適用のレジンは時間の経過とともに変色します。
セラミックは、ほとんど変化せずナチュラルな白い歯が特徴です。
下記記載のようにさまざまな種類があります。
それぞれメリット・デメリットがありますので、歯科医と相談して決めるようにしましょう。
メタルボンド（セラミックと金属）
フレームに金属を使用して補強し、表面はセラミックで被せます。
レジン（プラスチック）
金属を使用しないので、金属アレルギーが起きませんが、着色しやすいのが欠点です。
ハイブリッドレジン
セラミックとレジンを合わせた材料でつくられています。
レジンより頑丈ですが、着色しやすい傾向にあります。
オールセラミック
汚れが付着しにくくほとんど変色もしません。
金属を使用しないので金属アレルギーの心配はありませんが、割れやすいのが欠点です。
ジルコニア
見た目は歯の色によく似ており、また丈夫な素材です。
硬く割れにくいですが、そのために周囲の歯やかみ合う歯を傷めてしまうことがあります。